2010/02/09 Tue
ヤンゴン市内には、売春斡旋を行う“違法マッサージ店”が3,000〜3,500店存在するといわれている。特に、アーロン地区、サンチャウン地区、タムェ地区、パズンダウン地区、ミンガラータウンニュン地区には違法マッサージ店が多く、これら6地区だけで約2,000店ある。ここまで増えた原因は、ビルマの現行法における違法マッサージ店への処罰が甘く、摘発された経営者が懲役1か月、売春婦が罰金1,000チャット(約100円)の刑しか課されないことにあるといわれている。一方、ビルマ語で「ニャームェーバン(夜のかぐわしい花)」と呼ばれる売春婦の中には、2008年5月のサイクロンの被災者も少なくない。ビルマ軍事政権から完全に見捨てられたサイクロン被災者の生活を、私たちはさらに支援していかなければならないだろう。
2010/02/08 Mon
ヤンゴン市内の国軍農場で鳥インフルエンザ
2月6日付けのビルマ国営紙“ミャンマー・アリン”は、「ヤンゴン市マヤンゴン地区のスウェードーミャッ・パゴダ付近にある国軍農場内で、飼育中の鶏(2,500羽)の一部が鳥インフルエンザに感染したことを確認した」と報じた。同農場内では1月21日に数羽の鶏が異常死した後、5日間で約700羽が相次いで死亡したため、畜産漁業省の畜産獣医局が調査に乗り出していた。同局は、この国軍農場に対して鶏の全羽殺処分を命じたものの、殺処分の完了は確認されておらず、一部の鶏がヤンゴン市内に出回っている可能性もある。


2010/02/04 Thu
カチン州パッカンで115トンのヒスイの塊が発見・採掘される
カチン州パッカンのヒスイ鉱山で1月末、「マックス・ミャンマー社」が、全世界で史上2番目の大きさとなる重さ115トン(幅4.8m、長さ21m、高さ10.5m)のヒスイの塊を発見・採掘した。史上最大のヒスイの塊は、同じくパッカンの鉱山で2000年に発見・採掘された重さ3,000トンのものである。ビルマで発見・採掘された史上最大の宝石の塊は、ヒスイ以外にも、ルビー(21,450カラット)、スターサファイア(63,000カラット)、かんらん石(329カラット)、真珠(845カラット)などがある。このように膨大な宝石を埋蔵する「国土」に注目する限りにおいて、ビルマはまさに“地上の楽園”である。
2010/02/04 Thu
国営「ミャンマー国際航空」が「カンボーザ銀行」に身売り
ビルマの国営航空会社「ミャンマー国際航空(MAI)」が、株式の80%を同国の民間銀行「カンボーザ銀行」に売却し、経営権も委譲した。MAIは1993年に国営「ビルマ航空(MA)」の国際線部門を独立させる形で誕生し、バンコク(タイ)、シンガポール、クアラルンプール(マレーシア)、ガヤ(インド)の4都市とヤンゴンを結ぶ路線を運航している。
一方、カンボーザ銀行は、ヤンゴン市カマユッ地区に本社を置き、ビルマ国内に23支店を展開している。同銀行が運営するプロサッカーチーム「カンボーザFC(本拠地:シャン州タウンジー市)」は、昨年のミャンマー・ナショナルリーグで8チーム中4位であった。

MAIの旅客機

カンボーザ銀行の支店
一方、カンボーザ銀行は、ヤンゴン市カマユッ地区に本社を置き、ビルマ国内に23支店を展開している。同銀行が運営するプロサッカーチーム「カンボーザFC(本拠地:シャン州タウンジー市)」は、昨年のミャンマー・ナショナルリーグで8チーム中4位であった。

MAIの旅客機

カンボーザ銀行の支店
2010/02/03 Wed
4月8〜11日にヤンゴンで「ミャンマー・オープン」開催
4月8日から11日にかけて、ヤンゴン市ラインタヤー地区の「プンライン・ゴルフクラブ」で、プロゴルフツアー「ミャンマー・オープン」が開催される。賞金総額は30万ドル(約2700万円)で、ビルマからは、1997年の「シンガポール・オープン」優勝以来ビルマナンバー1の座をキープしているゾーモー選手(42歳)も出場する。
ゾーモー選手は、「ミャンマー・オープンをきっかけに、ビルマの子供たちがゴルフに興味を持ってくれれば嬉しいし、その中から優秀な選手が出てくれば最高だね」と、ビルマのゴルフ界の将来を展望する一方、「地元のファンの前でプレーするとすごく燃えるんだよね」と優勝への意気込みものぞかせた。

ゾーモー選手

ヤンゴン市
ゾーモー選手は、「ミャンマー・オープンをきっかけに、ビルマの子供たちがゴルフに興味を持ってくれれば嬉しいし、その中から優秀な選手が出てくれば最高だね」と、ビルマのゴルフ界の将来を展望する一方、「地元のファンの前でプレーするとすごく燃えるんだよね」と優勝への意気込みものぞかせた。

ゾーモー選手

ヤンゴン市
2010/02/02 Tue
ミッチーナで国軍とKIOが10回目の会談
1月29日午後1時から2時にかけて、カチン州ミッチーナ市の国軍北部軍管区司令部内で、国軍と反政府武装勢力「カチン独立機構(KIO)」の会談が行われ、KIOを国軍傘下の国境警備隊に再編成する問題が協議された。この問題をめぐる両者の会談は、昨年4月以降これで10回目であり、国軍からはイェー・ミン軍事保安局長(中将)とソー・ウィン北部軍管区司令官(少将)の2人、KIOからはラニョー・ゾーン・クラー議長、ガオリー・ザオセン第一副議長、スムルッ・グンモー副参謀長など数人が出席した。
今回の会談の結果については今のところ明らかにされていないが、昨年12月29日に行われた第9回の会談では、「パンロン協定」に謳われた少数民族の自治権を保障せよというKIO側の要求を、ソー・ウィン北部軍管区司令官が「パンロン協定など既に無効だ」と切り捨てるなど、両者の議論がまったくかみ合わなかった。

ラニョー・ゾーン・クラーKIO議長

葉に盛られた料理を手で食べ、竹筒に口をつけて水を飲むの
が、カチン族の伝統的な食事法
今回の会談の結果については今のところ明らかにされていないが、昨年12月29日に行われた第9回の会談では、「パンロン協定」に謳われた少数民族の自治権を保障せよというKIO側の要求を、ソー・ウィン北部軍管区司令官が「パンロン協定など既に無効だ」と切り捨てるなど、両者の議論がまったくかみ合わなかった。

ラニョー・ゾーン・クラーKIO議長

葉に盛られた料理を手で食べ、竹筒に口をつけて水を飲むの
が、カチン族の伝統的な食事法
2010/02/02 Tue
700年の時を超えて〜ヤンゴン市でヒンズー寺院の奉献式
13世紀にパガンにあったヒンズー教寺院「ペルマール寺院」がヤンゴン市内に再建され、1月27日朝、ビルマ在住タミル人をはじめとする数千人のヒンズー教徒により奉献式が行われた。
パガン朝(849〜1287年)の時代、インド南部からスリランカにかけて居住するタミル人の貿易商らは、船でベンガル湾を渡って頻繁にビルマを訪れていた。彼らは、首都パガンでタミル人貿易商連合会「ナーナーテアスィ」を結成して、ペルマール寺院を建立し、仏教一色のパガンにあって、みずからの文化や信仰を守り通した。当時のサンスクリット語の文献では、ビルマが「スワルナブミ(黄金の国)」と紹介されている。ビルマの天然資源の豊かさは古くから知られていたようである。
タミル人とビルマ人の経済交流の拡大に伴って、ビルマ在住タミル人は増え続け、20世紀初頭には20万人を超えた。ところが、第2次世界大戦後は政情不安が続くビルマを離れるタミル人が続出し、2紙あったタミル語新聞「ラスィカ・ランジャニ」、「トンダン」も1966年に発行停止処分となった。“ビルマ族・ビルマ語・仏教信仰”を国の隅々まで押し広めようとする現在の軍事独裁政権の下では、ビルマ在住タミル人も息苦しさを感じているに違いないが、再建されたヒンズー寺院の奉献を心から喜ぶ彼らの姿には、思わず声援を送りたくなる。

ペルマール寺院の奉献式
パガン朝(849〜1287年)の時代、インド南部からスリランカにかけて居住するタミル人の貿易商らは、船でベンガル湾を渡って頻繁にビルマを訪れていた。彼らは、首都パガンでタミル人貿易商連合会「ナーナーテアスィ」を結成して、ペルマール寺院を建立し、仏教一色のパガンにあって、みずからの文化や信仰を守り通した。当時のサンスクリット語の文献では、ビルマが「スワルナブミ(黄金の国)」と紹介されている。ビルマの天然資源の豊かさは古くから知られていたようである。
タミル人とビルマ人の経済交流の拡大に伴って、ビルマ在住タミル人は増え続け、20世紀初頭には20万人を超えた。ところが、第2次世界大戦後は政情不安が続くビルマを離れるタミル人が続出し、2紙あったタミル語新聞「ラスィカ・ランジャニ」、「トンダン」も1966年に発行停止処分となった。“ビルマ族・ビルマ語・仏教信仰”を国の隅々まで押し広めようとする現在の軍事独裁政権の下では、ビルマ在住タミル人も息苦しさを感じているに違いないが、再建されたヒンズー寺院の奉献を心から喜ぶ彼らの姿には、思わず声援を送りたくなる。

ペルマール寺院の奉献式
2010/02/01 Mon
バゴー管区チャウッジー郡で連続爆弾テロ
1月26日午前4時頃、バゴー管区チャウッジー郡テインダン地区の建物前に仕掛けられた爆弾が爆発したのに続き、約5分後にも同郡ミッター地区で同様の爆発があった。いずれの爆発でも窓ガラスが割れるなどの被害が出たが、死傷者はなかった。
犯行声明は出ておらず、犯人像や犯行動機も今のところ不明であるが、両地区とも住民のほとんどがカレン族であることから、反政府武装組織「カレン民族解放軍(KNLA)」を掃討中の国軍部隊による犯行との見方もある。
テインダン地区では、2008年9月11日午後8時過ぎにも、映画館内で2度にわたる爆発があり、観客2人が死亡、9人が重軽傷を負った。
犯行声明は出ておらず、犯人像や犯行動機も今のところ不明であるが、両地区とも住民のほとんどがカレン族であることから、反政府武装組織「カレン民族解放軍(KNLA)」を掃討中の国軍部隊による犯行との見方もある。
テインダン地区では、2008年9月11日午後8時過ぎにも、映画館内で2度にわたる爆発があり、観客2人が死亡、9人が重軽傷を負った。




